こんなことをお悩みの、就職活動終わりの大学生向けに本記事を書きました。
本記事の内容
・内定をもらうことに対しての常識
・内定からの内定承諾期間
・【実体験】電話での内定辞退のやりとり2つ
・企業の対応がスマートな理由
本記事の信頼性
目次
内定辞退は問題ないので常識の範囲で早めにやろう
以下ツイートに全く同感です。
【内定辞退する時は】
・承諾書提出前の辞退が◯
・サイレント内定辞退は絶対NG
・内定辞退の連絡はまず電話
・繋がらなかったらメールで内定承諾書に法的拘束力はないので、たとえ承諾書にサインしていても入社2週間前なら辞退は可能(でも極力避けた方がいい)
詳細👉https://t.co/ZaVHc01oYg pic.twitter.com/6A1xvLp04Z
— UZUZ【社員全員が第二新卒&既卒の就職/転職エージェント】 (@UZUZ_uzcc) July 1, 2020
結論から言うと、内定辞退することは常識の範囲内では全く問題ありません。
あなたが働ける会社は一つしかないわけですから、複数内定をもらっている方はどうしても内定辞退をどこかの会社へしなければなりませんよね。
しかし、極端に遅い時期に伝えるなど誠実さに欠ける行為は相手に迷惑を掛けるため、あなたの意思決定を迅速に済ませ、早めに企業に内定辞退の連絡をしましょう。
内定をもらうことに関しての常識
内定をもらう前は主導権が企業
面接で「あなたを採用したいと思います。」と言われるまで、学生に選択権なんてありません。
内定を一個ももらっていないと企業側の掌に転がされた生活を送ることになってしまいます。
企業側の電話やお祈りメールにおびえる日々は、辛いですがたくさんの企業を受けることでなるべく平然と乗り越えましょう。
内定をもらった後は主導権があなたへ
あなたが内定をもらった瞬間から、あなたには以下の権利が与えられます。
- その会社で働く
- その会社で働かない
ここで、あなたは初めて選べる立場になるわけです。
内定をもらうことに全力投球しよう
少しでも、働く可能性のある企業から内定をもらえそうな場合、ためらわず「御社が第一志望です!!!」
と嘘でも言うほかありません笑
馬鹿正直でまじめな人が就活で痛い目を見るのは、このシーンに顕著に現れます。
馬鹿正直でまじめな人は、上記シーンにて内定をもらう前に
馬鹿正直でまじめな就活生
正直御社が第一志望かわかりません。
などと非常に理解に苦しむことを言ってしまいます。
企業側からしたら、自分の会社に入ってくれるかわからない学生に無駄に内定なんて出したくないですよね。
そのため、上記の学生の発言だけは、絶対にしないでください。
繰り返し言いますが、まずはどんな手を使ってでも内定取得に力を入れましょう。
経歴詐称、ES内容に虚偽申告がある、これはさすがにNGです。しかし、ESのガクチカを多少盛る、志望業界をその企業に寄せた形で回答する、御社が第一志望です、とキッパリ言うことは全く問題ありません。むしろほとんどの学生も実際にそうしています。
内定からの内定承諾期間
企業が学生に内定を出すタイミング
経験上、以下のタイミングにて内定を伝えられます。
初めて内定をもらう場合、気持ちが非常に楽になりますので、余裕が出てもっと内定が出るようになります。
- 最終面接後、その場にて10分後
- 最終面接後、日程を改めてフィードバック形式での面接にて
内定承諾期間を把握しよう
基本的に内定ですと言い渡されてから3日~1週間。
あなたは「冷静に考える時間下さい」と言えば大丈夫ですし、ここで人事部の方も「今すぐ決めてよ」なんてヒステリックなこと言わないので安心してください。
ここで
- 今ここでうちに決めるんだったら、内定出してあげる
- 今すぐ他の会社に内定辞退の連絡して
- もう他の会社受けちゃだめだからね
と言われた場合、俗にいうオワハラです笑。
東洋経済オンラインの”「オワハラ」で他社の内定辞退を強要する実態”という記事には、就活生のオワハラエピソードが書かれています。
内定承諾書には気軽にサインして良い
上記内定のタイミングもしくは、家で書いて郵送する形で内定承諾書にサインします。
内定承諾書を書いても、全然内定辞退できるので、気にせずサインしちゃってください。
法的拘束力のない書類にサインしたところで、こちらに失うものはありませんから。
内定承諾期間中に結論を出すことがベスト
他の学生への配慮もしましょう。
つまり、行く会社が決まった段階でそれ以外の会社へ即座に内定辞退の連絡を入れましょう。
あなたが無駄に内定辞退を遅くすることで、他の学生・企業が迷惑を被るわけです。
他人に迷惑を掛ける行為は良くないので、迅速な決断と迅速な内定辞退を心掛けてください。
【実体験】内定辞退一社目(外資系生命保険会社)
某日お昼過ぎに、サクッと電話して内定辞退をしました(所要時間1分ほど)。
当時のやり取りはこんな感じです。
※内定承諾書提出済の企業
本当に、このやり取りだけで完結しました。
なんてあっさりしているのかと感動したほどです。
【実体験】内定辞退二社目(日系Eコマース会社)
こちらの企業は、あなたを採用したいと思います、と言いその場で担当者が
と伝えられました。
その一週間後、私はその企業に行く予定はなかったが、先方人事部の方よりお電話が来て、以下がそのやり取りになります。
あっさりな形で再びやり取りが終了。
担当者は非常に気さくな感じで丁寧に対応下さいました。
企業側の対応がスマートな理由
もともと辞退する人を見越していたから
企業によっては、学生から抑え目的で思われています。
その場合、採用予定数の1.5倍の内定者を出したりすることで、結果的に採用予定数に近い人数にもっていきます。
企業イメージを悪くさせないため
いわゆるオワハラをすると、その企業のイメージは悪い意味で拡散されてしまいます。
オワハラされた学生は、絶対にTwitterなどのSNS、友人たちにそのことを言うからです。
それを防ぎ、企業イメージをクリーンなものにしたいという考えから丁寧に優しく学生に対応する企業がほとんどです。
あなたに対して特別な期待をしていないから
少数精鋭で新卒から即戦力扱いを受けていない限り、あなたには期待はしているが最悪辞退されても問題ないや、という考えを企業側は持っています。
そのため、あなたから内定を断れれたら、あなたの次の候補を採用すれば良いだけの話なのです。
まとめ
本記事では、以下について書きました。
・内定をもらうことに対しての常識
・内定からの内定承諾期間
・【実体験】電話での内定辞退のやりとり2つ
・企業の対応がスマートな理由
巷のうわさで、内定辞退すると怒られるとか罵倒されるなど聞いたことがあります。
しかし、しっかりとした優良企業であれば、そんなことは絶対にしません。
そのため、内定辞退は電話で気楽に行えば大丈夫です。
電話に相手が出なかった場合は、メールでもぶっちゃけ良いです。
本記事を読んだ皆様が、内定辞退を無事に終えられることを願っております、どうもありがとうございました!