こんなことを思っている若手会社員向けにこの記事を書きました。
本記事の内容
・在宅ワークのやる気が下がりがちなのは全員共通
・在宅ワークのやる気アップ&ワークバランス改善方法6選
本記事の信頼性
目次
在宅ワークはやる気が下がりがち
以前に比べて現在は在宅ワークを推奨する企業もどんどん多くなってきました。もともと在宅ワークをしていた方や、コロナウイルスの影響により、たくさんの方が在宅ワークをするようになりました。
しかし在宅ワークを進めていくと、最初の数日間は問題なく業務をこなせているが少しずつモチベーションが低下していることはありませんか?
オフィスワークで簡単にできたことが、在宅ワークだと難しくなったりします。例えば
- 監視されていない
- オフィスと異なり、在宅だと周りに誘惑が多い
- 業務の期日が曖昧
- オフィスだと席が隣の人に相談できていたが、在宅勤務ではそれができない
- ずっと家にいるので、生活リズムが乱れがち
と言った状況が起こり、気が付いたらモチベーションが低下して作業効率が下がってしまいます。これって、私だけ?って思うかもしれませんが、たくさんの人は同じような悩みを抱えています。
在宅ワークで暇になるとついついサボって寝たくなる気持ちもわからなくはありませんが、本記事を参考にして最高のワークライフバランスを実現していきましょう。
在宅ワークのやる気アップ&ワークバランス改善方法
パジャマで仕事せず、きちんと服を着替える
会社で勤務する際は、何かしらのルーティーンを経てから仕事をします。
一例として
step
1起床
大体AM7:00に目を覚ます。
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2洗顔
朝10分ほどシャワーを浴び、洗顔&髭剃りを行う。
step
3朝食
昨日の残り物、サラダと白米を食べる。
step
4歯磨き
朝ご飯を食べた後は歯を磨いて、リステリンでオーラルケアをする。
step
5着替え
今日はネイビーの無地スーツを着て、茶色の靴にしよう。
step
5家を出る
玄関にカバンを持って行きドアを開けオフィスへ向かう。
仕事の日は、毎日上記のルーティンを必ずこなした後に仕事がスタートします。ルーティーンをこなすことで仕事のスイッチが入ります。
ルーティンの中でも特に、服を着替えることは気持ちのモードを切り替える効果があり、仕事用の服に着替えることで仕事への情熱も入りやすくなるんですよね。
逆に、パジャマの場合は「就寝する用の服」と言えるので仕事へのスイッチが入らず、ついだらだらしてしまいます。最低でも、インナーにワイシャツを着て業務を行いましょう。
仕事に限らずスポーツにも同じことが言えますよね。元メジャーリーグのイチロー選手はバッターボックスに入るといつも決まった一連の動作をしてから相手ピッチャーのボールを受けます。
これはなぜかというと、同じ動作を繰り返すことで
効果
精神的に落ち着くことができ、集中力が上がり目の前のことに取り組める
からです。
仕事専用の場所を確保する
自宅の部屋で行う在宅ワークだと、なぜか気が散ってしまうことがありませんか?
これは、大学生時代のテスト勉強シーズンを思い出してみてください。家で勉強しても捗らないということで
- 近所のカフェ
- 地元の図書館
- 学校
へ行き勉強する方がたくさんですよね。上記の場所は勉強を遮るものがなく、勉強に集中できる環境だからです。
在宅ワークでは家以外だと業務ができないこともあります。そうした中で集中できる環境を用意するためには以下を実行しましょう。
ポイント
仕事専用の場所を家の中に確保する。
そうすることで仕事中に布団で寝たり、漫画を読んだり、関係ない本を見てしまう心配も軽減されます。リビングを作業場所にする場合、それが仕事のためというのであれば、家族の方も配慮してくれるはずです。
同僚と電話でのコミュニケーションを行う
在宅ワークの場合、通常では当たり前にできていた同じ部署の人との意思疎通や業務の流れに停滞感が見られる場合もあります。ある一つの案件を行う際に、同僚や先輩社員の進捗がどのようになっているか見当がつかないことが多いです。
新入社員研修の際にこんなことを学びませんでしたか?
- 報告・連絡・相談を適宜行う
- ミスや懸念事項はなるべく早く伝える
- コミュニケーションを上手に活用して相手との信頼関係を築く
在宅ワークの場合、まるで一人でマラソンを走っているように孤独な状態が続きます。そうならないためにも定期的に同僚とチャットや電話を活用してみましょう。
在宅ワークですのでほとんどの方が一人で作業しており、心のどこかで誰かとお話ししたいと感じているはずです。普段ではメールでしかやり取りしない方にも、この際電話をしてみて軽い世間話をした後に業務について相談してみてください。
こまめに休憩をとる
オフィス勤務の時は、業務時間中ずっとパソコン上で作業しているわけではありませんよね?例えば、昼食を食べに出かけたり、同僚と近くの席へ行きしばしの間雑談したりすると思います。
一方で、オフィス勤務と対照的な在宅勤務場合、基本的にパソコン上の作業となることがほとんど。休憩時間も誰かが知らせてくれる訳ではありませんし、自分のタイミングですべてが決まります。
そこで以下のことを気を付けて下さい。
ポイント
意図的にパソコンから離れる時間を作る。
お昼休憩以外にも、一時間に一回を目安に5分ほどの時間を設けてみてください。その際にゆっくり目を閉じて深呼吸してみましょう。
おすすめは、Apple Watchの呼吸Appを活用することです。定期的に深呼吸をするように促してくれるので、息つくタイミングを知らせてくれます!
残業をせず翌日に業務を回す
在宅ワークは極端な話、何時まででも仕事ができます。しかし、そうすると必ず作業効率が下がってきます。
業務の期日が翌日の朝一でない限り、定時が過ぎたら翌日に業務を回しましょう。朝の生産性は夜の6倍である、という発言も見受けられるほど朝に行う方が作業効率がアップします。
仕事も大事ですが、それ以上に重要なことは、あなたのプライベートも同じくらいに大切にして欲しいということです。
プライベートの予定がないからと言って、その時間を今やらなくても良い業務に費やす必要はありません。
また、当たり前ですが、仕事を行う上では在宅オフィスに関わらず、抱えている業務と期日をきちんと把握するようにしてください。
適度に運動する
その日の在宅ワーク終了後、何もなければずっと家にいることになります。しかしその状況が毎日続くと必ず運動不足になります。
2013年に厚生労働省より公表された健康づくりのための身体活動基準2013では
18-64歳の身体活動(生活活動・運動)の基準
強度が3メッツ以上の身体活動を23メッツ・時/週行う。
具体的には歩行又はそれと同等以上の強度の身体活動を毎日60分以上行う。出典:厚生労働省 e-ヘルスネット(https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/exercise/s-01-001.html)
と書かれております。しかし、毎日60分以上行うことはなかなかハード。海外の例になりますが、イギリスではNHSと呼ばれる国民保健サービス事業が、19~64歳について以下の目安で運動することを推奨しています。
以下の目安は具体的で参考になりますので、皆さんもぜひ目標にしてください。
- できるだけ、毎日体を動かすことを目標にする
- 週に2日以上、主要な筋肉(脚、腰、背中、腹部、胸、肩、腕)を強化する運動を行う
- 週に中強度の活動を少なくとも150分、または週に75分の高強度の活動を行う
- 座ったり横になったりする時間を減らし、活動をせず動いていない時間を減らす
出典:NHS EXSERCISE (https://www.nhs.uk/live-well/exercise/)
ここで言う中強度の運動とは、以下のことを指します。
- 早歩き
- サイクリング
- ダンス
- テニスのダブルス
- ハイキング
- ローラースケート
さらに、高強度の運動とは、以下のことを指します。
- ジョギングまたはランニング
- 水泳
- 高速サイクリング
- 階段の上り下り
- サッカーなどのスポーツ
- 縄跳び
- エアロビクス
- 体操
- 格闘技
コロナウイルスの影響で集団運動やジムには行けませんがジョギング、縄跳び、サイクリング、階段の上り下りに関しては今からでもすぐに始められますよね。
まとめ
本記事では、在宅ワークのやる気アップ&ワークバランス改善方法を6つ紹介しました。もう一度おさらいすると
- 仕事前に服を着替える
- 仕事専用の場所を確保する
- 同僚とのコミュニケーションを適度に行う
- こまめに休憩をとる
- 残業せず翌日に業務を回す
- 適度に運動する
でしたね。コロナウイルスの影響により大変のときかもしれませんが、皆さんで以上のことを注力してつらい時期を乗り越えましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました!